RAW現像ソフト比較(3)

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デジカメで赤をちゃんと表現するのは難しいのですが、RAW画像の現像で赤がどのように表されるかを実験しました。EOS Viewer Utilityでは、調整なしで現像するとカメラ側の設定が生かされ、派手目のパラメーター1で撮っているため、赤はかなり飽和気味です。次にホワイトバランスはそのままで、色の濃さ、彩度、コントラストを調整すると赤の飽和がやや収まります。最後にやや画像全体が緑がかっているので、ホワイトバランスを調整して、色温度を3700kに設定してみました。
調整なし 色の濃さを調整 色温度を3700Kに設定
Eos Viewer Utility
Digital Photo Professional
調整なし 調子・彩度を調整 色温度を3700Kに設定
SILKYPIX
←記憶色
画面全体が緑がかっているものの、なかなか感じがよいですね。
彩度が最も高いのはSILKYPIXです。この彩度の高さが、赤を表現するのに弱点となるところです。いっそのこと記憶色にすると赤が飽和せず、感じがよくなります。赤で困ったら、「記憶色」が合い言葉になるかも。

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