G1でUVカットフィルターを使う

YBJさんがご自身のHPでG1のUVかぶりについてのレポートをなされました。

その内容は、

  1. 夜景に出てくる紫の偽色は、紫外線であり、紫外線(Ultra Violet)をカットすれば、光源の周りに偽色は出ない。
  2. G1では紫外線が紫色に写るのであるから、空がマゼンタがかって写るのもUVカットフィルターで排除できるのでは?
  3. 花は昆虫を集めるために紫外線を強く反射する。G1では紫外線が紫に写る。となるとG1の赤のはりつき(赤がべたーっと写るの)もUVカットフィルターを使うとなくなるのでは?

というものでした。

YBJさんもHPで検証なされていましたが、私も手持ちのUVカットフィルターKenko L41 Super Proを使って実験してみました。
このフィルターは410nm以下の紫外線をカットします。

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G1フィルターあり
効果絶大!紫の偽色なし。
G1フィルターなし
光源周りに偽色あり。
参考:G2
もともと紫外線カットフィルターが
埋め込まれているのかも。
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G1フィルターあり
リンク先の画像を画像ソフトで
拡大すると紫色が激減している
ことが分かります。
G1フィルターなし
拡大すると空が紫に見えます。
G2フィルターあり
白っぽくなりますね。
G2フィルターなし
フィルターがないほうが実際の空の
色に近いかも。
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G1フィルターあり
これはあまり変化なし。
赤が少し明るく写っている。
G1フィルターなし
赤が再現しにくいのは他の
要因もあるからだろうか。
G2フィルターなし
これが元の色に近い。奥の朱色の
チューリップもちゃんと再現できている。

YBJさんの指摘のとおり、G1の紫の偽色やマゼンタがかった空がフィルター一つで救えることが分かりました。
このようにG1の弱点が克服され、めでたし、めでたしです。YBJさん、ありがとうございます。
このフィルターは高いのですが、G1ユーザーは導入する価値があるのではないでしょうか。

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