OM-D E-M1とDMC-GX7の高感度画像比較(本家ブログより転載)

夜景と言っても家の窓からの写真です。

ISO感度比較をしました。発売時期が近いので同じフォーサーズイメージセンサーだと思います。

感度毎に絞りとシャッタースピードを揃えて以下のように撮ってみました。レンズもM.ZD ED 12-40mm F2.8 PROに揃えました。
E-M1の五軸手ぶれ補正は強力で、プログラムモードで撮るとさらにシャッタースピードを遅く設定します。
こんなに遅くて手ぶれするのではと思うほど遅かったです。例えばISO1600で1/8に設定されました。

ISO1600 1/8 F2.8
ISO3200 1/15 F2.8
ISO6400 1/30 F2.8
ISO12800 1/60 F2.8

GX-7のISO1600画像です。
DMC-GX7_iso1600_0001 DMC-GX7 (40mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO1600)

OM-D E-M1ISO1600の画像です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA E-M1 (40mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO1600)

二つの画像を比較してみます。(左がGX-7、右がE-M1の画像です。)
comp_1600

<大きな比較画像はこちらから>
ISO1600の比較へ
ISO3200の比較へ
ISO6400の比較へ
ISO12800の比較へ

ISO3200までは互角の勝負です。どちらも暗いのによく解像しています。ISO6400以上ではOM-D E-M1のほうがややノイズが少ない、あるいはノイズ処理がうまいように思います。
信号の横の交差点名もかろうじてOM-D E-M1の画像では読めます。とはいえ、値段を考えるとGX7もよく頑張っています。(GX-7のオートWBは強力できちんとやや黄色い白を白に補正しますが、OM-D E-M1はその場の雰囲気を残す補正です。)